水滴はまるで、「生まれ変わりそのもの」
表紙の水滴は私が撮影しました。
水滴は一瞬で落ちてしまいます。
ピントを合わせている暇もありません。
しかも小さいです。
遠くから狙うわけにはいきません。
結局7000枚以上も撮りました(汗)
撮りながら思いました。
「これは生まれ変わりそのものだ」・・と。
つまり偶然に賭けるしかないのです。
この水滴を狙おうなどと、選ぶこともできません。
まったくランダムに落ちます。
水滴が葉から落ちていく時は、丸くなります。
まるで「個」として、この世に誕生していくのに似ています。
うまく撮れたものが幾つか出ました。
カバーの写真に採用できなかったものは、カバーの下の本表紙に使いました。
カバーを取ってみると、出てきます。