「生きていくのが楽になった」
読者からの手紙・ハガキが1773通来ています。
その中で多いのが「生きていくのが楽になった」です。
実はこういう感想が多いとは思っていませんでした。
なぜなら、生まれ変わりの村の情報は
「あの世には光のシャワーがあり、お花畑が続いている」
という定説をくつがえしているからです。
羊飼いをして平凡に暮らしていた人も、そういう世界には行きませんでした。
行った世界は、安住の地ではありませんでした。
なのになぜ「生きていくのが楽になった」のでしょうか。
それは、自殺した人も、行った世界が同じだったからだと思います。
その情報は「罪と罰」、「飴とムチ」の世界から開放してくれました。
こんなことを実験した心理学者がいました。
幼稚園児をふたつのグループに分けます。
ひとつは「罪と罰」、「飴とムチ」を与えるグループです。すなわち管理する世界です。
もうひとつは、ほっておくグループです。
一番いい絵を描いたのは後者なのです。
あの世の情報は、この世にも影響すると思いました。